今から始める 電子書籍の楽しみ方ガイド(第4回)

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【タイトル】気になる「iBookstore」をiPad miniで利用してみました

【カテゴリ】便利&デザイン家電
【Happyデジタル記者】谷畑まゆみ

先日の「Happyデジタルニュース」でも紹介しましたが、「iBookstore」が日本の電子書籍販売を本格スタートさせました。どんなラインアップなのか、気になりますよね。さっそく、電子書籍リーダーアプリ「iBooks」をタップして、ストア画面から最新のブックランキングをのぞいてみました。

有料ブックの1位は重松清さんの「コーヒーもう一杯」(100円・文藝春秋)、無料ブックの1位には宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」がランクイン(3月11日現在)。iBookstoreでも、やはり不朽の名作といわれる書籍は無料で取り扱っているようです。今後は講談社、角川書店、文藝春秋、学研、幻冬舎を含む大手および独立系出版社の作品の有料配信が予定されているとのことで、期待感も高まります。

さて、本を購入するためブックストア画面に戻ると、画面のいちばん下には親切なナビリンクが。「今月の新刊 ーフィクション」「今月の新刊 ーマンガ、ベストセラー作家」「300円以下のベストセラー」など、7つのカテゴリ検索ができるようになっています。気になる本を見つけたらタップし、詳細を表示してさらに「サンプル」ボタンをタップ。立ち読みして気に入ったら、サンプルの最終ページからそのまま書籍を購入できるのは他の電子書籍ストアには見られないサービスで、これはなかなか便利かも。

ダウンロードした書籍は3つ。今期欠かさず見ているドラマがいくつかあり、その原作本を読み直してみようと、「とんび」(重松清著/700円・角川書店)と「カラマーゾフの兄弟1」(ドストエフスキー著・亀山郁夫訳/740円・Kobunsha)を購入、映画がロングランヒット中の「レ・ミゼラブル ー 第一部 ファンティーヌ」(ビクトル・ユーゴー著・豊島与志雄訳/無料)もダウンロードしてみました。ちなみに本の順番や位置は、右上の編集アイコンから自由に変更が可能です。

しかし、本棚の中がこんなにもガラ〜ンとしていると、早く好きな本でビッシリ埋めたくなる衝動にかられます。はやる気持ちを押さえて、まずは「とんび」を開いてみました。

iPad miniを横置きにした画面は下の画像のようになります。文庫本とほぼ同じサイズ感で見開きページが視野に入るので、とても見やすく心地よい感じです。右上のアイコンからは明るさや文字の大きさ、フォントの変更が可能で、右下にはその章の残りページ数が表示されるというのも気が利いています。

わからない言葉や人名などは辞書やWikipediaで検索できるのですが、Wikipediaの場合は、辞書のように検索画面が本の上にポップアップウィンドウで表示されるのではなく、Webページにそのまま飛んでしまい、いちいち画面を切り替えなくてはならないのが惜しいところ。

ちなみに紙の書籍の「とんび」(文庫版)は660円、他の電子書籍ストアをのぞくと、Kindle版は620円、パブリは651円と、iBookstore版は最も高いことが判明(3月11日現在)。価格については、今後のセールなどに期待したいところです。

なお、iPhone用の書籍アプリは今後すべてiBookstoreに一本化され、リーダーアプリのiBooksをダウンロードしないと新作は読めなくなるとか。しかし書籍のジャンルがカテゴリー化されたので、ユーザーにとっては検索時の便利さが増すことが予想されます。

 

ちなみに私は、iPad miniのWi-Fi+Cellular版を使っています。仕事柄、持ち歩く資料が多いので、移動中は1台で多機能を備えるタブレットでの読書が合っているなと感じています。今のところiPad miniは汎用タブレット中で最軽量。電車内では片手で読めるし、Cellular版はテザリング機能があるので、これまでPC用に契約していたデータ通信サービスを解約、コストカットも実現しました。ただ今回わかったように、大手出版社系の作品は他社ストアに比べて、ややお高いのが玉にキズ…。ということで、今後は他社の電子書籍リーダーアプリも賢く併用していこうと思います。

【Happyデジタル記者】谷畑まゆみ
女性誌で活躍中のエディター。現在大学院にて心理学を勉強、ただ今二足のワラジ中。心に効く癒し系アプリを中心にお届け。

この記事を書いた人

Happyデジタル編集部
Happyデジタル編集部Happy Digital Editor
好奇心旺盛なHappyブロガーたちの日々の出来事、家電やスマートフォンをはじめデジタル関連のレビューです。

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