インタビュー☆Evernote(エバーノート)はもっと身近な存在になる!

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【カテゴリ】Happyデジタルニュース
【Happyデジタル記者】早川かずこ

 
 
アメリカ発のなんでもノートできてしまうクラウドサービスEvernote、日本語でのサービスは2010年3月から提供されています。
Evernote社が提供するサービス(Skitch等も含む)の世界ユーザーは1億人以上、そのうち国内ユーザーは700万人(男性約85%、女性約15%:昨年データ)と多くの方が利用されています。今回は、エバーノート株式会社のマーケティング&コミュニケーションディレクター上野美香さんを尋ねて、Evernoteのサービス概要やデザイン、女性がライフスタイルでEvernoteを活用する方法をお伺いしました。

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Evernote上野さん A

▲エバーノート株式会社
マーケティング&コミュニケーションディレクター
上野美香さん

Evernoteはネット上にあるスクラップブック

 
Happyデジタル:
Evernoteは、ひとことで言うとどのようなサービスなのでしょうか?

上野さん:
私がよくお伝えするのは、「ネット上にある自分専用のスクラップブック」です。皆さん、ノートや記事を集めたり、クリアフォルダに入れたりすると思うのですが、それを全部デジタル上でできるというものです。例えば思いついたアイディア、仕事に生かせるメモやTo Doリスト、映画のポスター、美味しいお店の情報など自分の記憶に残したいものは、全部入れられるサービスなのです。
実際アプリを開くと最初は真っ白なので、皆さん「んっ?」と思うかもしれないですが、自由帳みたいなものなので、自由度が高く、皆さん流に使っていただけるものです。自分の目的に合った使い方ができます。

Evernote上野さん B

▲自分の記憶に残したいものは、
全部入れられるサービスなのです。

Evernoteのデザインへのこだわり

 
Happyデジタル:
デザインがとてもオシャレなのですが、なにか意識していることはあるのですか?

上野さん:
Evernoteはクラウドサービスですが、デザインをものすごく重視しています。ソフトウェアとしてのデザインも、グッズとしてのモノのデザインなどもありますが、ユーザーの体験やEvernoteの持つブランドイメージをとても大切にしています。Evernoteのロゴをデザインしたクリエイティブディレクターは、Apple社でのデザインをしていた者です。
Webデザイン、サービスの使いやすさについては、各国のサポートを通してユーザーの声を聞く事もありますし、iTunesストアーのレビューを見て参考にする事もあります。たくさんのニーズを見て、1億人の人が使うべきものかという視点に立ってデザインしているのです。また、Evernoteでは製品開発過程において、デザインフェーズがかなり早い段階で入り込んでいるという特徴があります。

ロゴのデザインでは、Evernoteのロゴは700種類描いた象の中から選ばれたものです。
Evernoteのコンセプトは人にとって大切な情報と記憶を保存しておくものなのですが、
英語圏には「An elephant never forgets.(ゾウは決して忘れない。)」ということわざがあり、ゾウは頭のいい動物の象徴で、その意味がロゴに込められています。また、ゾウの耳が折れ曲がっているのはノートをイメージしています。

Happyデジタル:
Webサービス以外にも実物の製品販売EVERNOTE MARKETがあって、愛着がわくのですが、どのような意図があるのでしょうか?

上野さん:
Webサービスという手に取れないデジタルなサービスだけでなく、Evernoteはさらにそこにノート、リュック、靴下など物販をして、手に取れるサービスも提供しています。
Evernoteは、人の生活の中での記憶・情報を蓄積して、後から活用することで、日常生活や仕事をより効率的に、より豊かにすることがコンセプトなのですが、それを実現していくためにはデジタルだけで完結するものではないと考えています。
たとえば、手書きで図を描いた方が早い時があると思いますが、その情報を誰かと共有するにはデジタルがとても効率がよいですよね。一般的にデジタルとアナログは対立して語られがちですが、Evernoteでは両方の良いところを提供していきます。デジタルだけなく、やはり手に取れるものがあると、ワクワクすると思うのです。

Moleskine(モレスキン)のコラボノート

▲Moleskine(モレスキン)のノート
モレスキンの中で世界で最も売れているコラボノート

Moleskine(モレスキン)のノート

▲Moleskine(モレスキン)のノートは
持ち運びしやすいサイズもあって便利

Evernoteの活用方法

 
Happyデジタル:
Evernoteの活用事例を教えてください。

上野さん:
旅行に:旅行前の計画から、旅行先で手に入れたパンフレットなども・・・
旅行先のレストランや、宿の予約メール、飛行機・電車・車の情報などを旅行毎に1つの「ノートブック」としてまとめると便利です。私も仕事の出張や個人での旅行でも活用しています。
また、旅行先のパンフレットなど、紙の保管に困るけれど、記念になるものなどもEvernoteでとっておけますよ。
今年の夏休みの旅行にEvernoteを使ってみるのもいいかもしれませんね。

学校からの書類整理に:子どもいると、紙がものすごく増えると言いますが・・・
学校から配布されるプリントや、学校へ提出する書類などをスキャンまたはスマホで撮ってどんどん保存しておけます。スキャンした書類はもちろんのこと、スマホで撮影した手書きのものでも、文字として認識されると検索対象になるので、かなり効率的な管理・検索ができます。
例えば、学校から帰ってきたら、子どもに書類をスキャンさせて、Evernoteで即同期できるので、親が家にいなくても情報をすぐ共有することが可能です。
家にスキャナーがある人は少ないと思いますので、スマホで写真を撮るだけでも十分ですよ。
(実際に記者もスマホで撮ったものを、ストックしていますが、識字能力が高く手書きの文字でもほとんど検索にヒットしてくれ、とても助かっています。できれば、SCANSNAP EVERNOTE EDITIONが欲しいのですが。)

思い出深いチケット・パンフレットに:捨てたくないけれど、とっておきたいものに・・・
大好きなアーティストのコンサートのチケットなど、捨てたくはないけれど、思い出深く保管に困るものをEvernoteにいれている方もいます。わたしもそのひとりです。
また実例を挙げますと、芸術鑑賞の記録をEvernoteにためて、「人生が豊かになった」という名言を残した方もいらっしゃいます。

「関連するノート」が便利!:気づき・発見が生まれます
Evernoteに情報を蓄積していくと、「関連するノート」というのが、ノートを表示した際に画面の下に出てくる機能があります。自分でも忘れている情報などが表示され、「そう言えば!」と、気づき・発見が生まれることがあります。「関連するノート」に自分では結びつかなかった情報が表示されたりすると、新たなアイディアが浮かぶこともありますよ。

その他、さまざまな活用法があります。詳しくは、Evernoteアンバサダーのページをご覧ください。

Happyデジタル:
プレミアム会員になる方はどんな方ですか?

上野さん:
プレミアムにはいろいろな機能があるのですが、いろいろな情報を蓄積するために容量が必要な方、電波が通じない状況でもノートを見ることができるオフライン機能が必要な方などは、プレミアムにしてお使いの方が多いですね。もちろん、無料会員でもたくさんの方に使っていただいています。

Evernote上野さん C

▲ちょっとした手間がかかっていることに
Evernoteを使っていただければと思っています。

さいごに

 
Happyデジタル:
Evernoteを使う女性に向けてのメッセージをお願いします。

上野さん:
何か新しいものを使うというよりは、目の前のちょっとした課題、たとえば普段の料理を考える手間が減ったら嬉しいとか、子どものプリントが減ったらいいなど、ちょっとした手間がかかっていることにEvernoteを使っていただければと思っています。
その際、Evernoteというツールを使うというより、自分の時間を作るための手段としてEvernoteを使ってほしいです。自分が気付かないところに、時間がかかっている事って実はたくさんあると思うのです。そこにEvernoteの出番があると思っています。

インタビューを終えて:
数年前からEvernoteを使っていますが、もっともっと活用できるたくさんのヒントをいただき、Evernoteがとても身近な存在として感じることができました。上野さんの気さくなお人柄・素敵な笑顔から、これからもEvernoteユーザーは増加していくこと間違いないと思いました!

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【対応機種】iPhone/iPad/iPod touch *iOS 7.0以降 / Android
【料金】無料(プレミアム版:月額 ¥450 または年額 ¥4,000)
【言語】日本語/英語/全24カ国語に対応
【制作】Evernote © Evernote Corporation

【Happyデジタル記者】早川かずこ
8年間の会社員生活を経て、ライター&Webデザイナーとして転身。美術館めぐり、雑貨店めぐりが癒しのひととき。一児の母。

この記事を書いた人

Happyデジタル編集部
Happyデジタル編集部Happy Digital Editor
好奇心旺盛なHappyブロガーたちの日々の出来事、家電やスマートフォンをはじめデジタル関連のレビューです。

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