インタビュー☆「ロルト」を開発したキングジムさんに話を聞いてきた【その1】

インタビュー☆「ロルト」を開発したキングジムさんに話を聞いてきた【その1】
by Happyデジタル編集部 公開日:2014/09/10 / 最終更新日:2014/09/10

※ご所属、肩書きはインタビュー当時のものです。

先日、紹介記事を掲載したiPhone用プリンター「ロルト」。この製品の開発を担当した株式会社キングジムの開発本部商品開発部開発二課リーダー、木次谷(きじや)健さんにお話をうかがいました。

Roltoインタビュー A

▲開発本部商品開発部
開発二課リーダーの木次谷健さん

Happyデジタル:
ロルトは、本体のデザインも小型でかわいらしいし、製品サイト女性に好まれそうな感じだと思いました。女性ユーザーを意識して開発した製品なのでしょうか?

木次谷さん:
特に女性をターゲットにしたわけではありません。でも、レシピを印刷するなど、女性にとっても便利で楽しい製品になると思っていました。デジタルガジェットはどうしても男性向けという印象があるので、女性が見ても抵抗のないようなデザインにしました。

Happyデジタル:
専用アプリに表示されるアイコンもかわいいですね。

木次谷さん:
ロルトは感熱式のモノクロプリンターで解像度も高くありません。アプリの画面で見ているものと実際の出力との間にギャップが生じないように、モノクロのドットを活かしたアイコンにしました。かわいい感じがするとしたら、女性のスタッフが携わっているということも一因かもしれません。

Roltoインタビュー B

▲ロルトの専用アプリの画面。
モノクロとほんのわずかの黄色、
そしてドットの粗い感じがステキです

Happyデジタル:
ロルトはどのような経緯で生まれたのですか?

木次谷さん:
自分自身が、iPhoneから手軽にプリントしたいと思ったのが出発点です。ベースにしたのはレシートプリンターですが、どこかで見たことがあると感じるようなデザインにはしたくありませんでした。そこでこんなふうにモックを作って検討を重ね、レシートプリンターとの差別化や小型化のための工夫を探っていきました。

Roltoインタビュー C

▲レシートプリンターっぽい外観から
小型でかわいいロルトになるまでの過程がうかがえます。
この大きさと形にするために、
内部のパーツの配置やロール紙の
大きさなどを検討したそうです

Happyデジタル:
ロルトのサイトにも使用シーンが掲載されていますが、ほかにはどんな事例がありますか?

木次谷さん:
この夏のコミケでは、レシートの出力に活用されていたようです。iPhoneで決済し、決済画面のスクリーンショットを撮ってロルトでプリントすれば、すぐにレシートとして渡せますね。女性には、LINEのスタンプやアプリで加工した写真をプリントしてオリジナルのシールを作るのが好評です。また、「Rolto SDK for iOS」というアプリ開発者向けの情報を公開していて、すでにiウェア株式会社さんから、ロルトでプリントできるタスク管理アプリ「Stick To-Do」が公開されています。今後、使い方が広がっていくことを期待しています。

Roltoインタビュー D

▲使う人の工夫次第で、便利で楽しい
メモやシールをプリントできます

キングジムさんのインタビュー記事は【その2】に続きます。ロルトの今後の展開や、ユニークな製品を次々に送り出す背景も聞いてきました。次回の記事も、ぜひお読みください。


▶ロルト製品サイト(キングジム)
▶Rolto SDK for iOS(キングジム)

 

roltoアイコン【アプリ名】「Rolto – 画面をそのままプリント!」
【対応機種】iPhone/iPod touch(第5世代) *iOS6.0以降
【料金】無料
【言語】日本語/英語
【販売元】KING JIM CO.,LTD. © KING JIM CO.,LTD.

Stick-To-Do_アイコン【アプリ名】「Stick To-Do ~タスク管理、ロルトに印刷出来ます~」
【対応機種】iPhone/iPad/iPod touch *iOS7.0以降
【料金】有料 ¥100
【言語】日本語/英語
【販売元】iWare Inc. © iWare Inc.

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