Happyエデュケーション「神谷加代のコラム:教育とIT」第2回

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【タイトル】ゲームや動画視聴以外の使い道を気づかせよう!
スマホやタブレットで「動画づくり」

【カテゴリ】学習・知識
【Happyデジタル記者】神谷加代
 

先日、大雨が降った日。我が家で遊んでいた小学5年生の男子たちが暇を持て余していました。いつもなら、ゲームでひと通り遊んだ後は、公園にボールを蹴りに行ったり、自転車でどこかへ探検に行ったりするのに、その日は大雨で何もすることがない! というのです。

「だったら、動画でも作って遊ぶのはどう?」と私。
普段、タブレットが導入された学校へ取材に行くことが多い私は、今の子供たちが動画を撮ったり、作ったりすることをどれだけ楽しんでやるかを知っているつもりです。小学生は去年あたりからYouTuberの影響も受けて“自分で動画を作ってみたい”と話す子供たちが増えました。中学生と高校生は、“毎日が思い出づくり”というくらい動画や写真をたくさん撮る、そんな話を先生たちから聞いたりします。

息子とその友達は、「ええー! 動画作っていいのー!!!」と大喜び。私が動画を作るためのソフトと簡単な操作を教えて、あとは子供たちの自主性に任せました。

そして、出来上がった作品がこちら↓

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動画といっても、彼らが作ったのは静止画をつなげて動画にしたものでした。iPadのカメラでシーンをコマ撮りし、それを編集アプリでつないで動画にしたのです。小学5年生の男子4人が遊びで作ったものなので、内容はおふさげでしかないですが、ゲームでずっと遊ぶよりも、ずっとイケてると思いませんか?

静止画をつなげて動画にするアプリは「ロイロノート」を使いました。以前のアプリレビューでもご紹介させていただきましたが、このアプリなら写真を読み込み、線をつなげるだけでスライドショーができるうえ、動画で書き出しも出来るのです。

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▲指で線をつなげていくだけで動画を作ることができる

 
加えて、各静止画にはテキストやアフレコも追加することができます。息子たちも、誰か役になりきって声を録音し、そうかと思えば、別の誰かが後ろでモノを叩いて効果音を出したりします。途中、ふざけて失敗する場面もありましたが、こういう工夫が遊びでは楽しいんですよね。

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▲静止画にテキストを入れたもの。アフレコの追加も可能。

 
小学生の子供たち(特に男の子)って、スマホやタブレットを与えると、ゲームをしたり動画を見たりしてしまいがちです。もちろん、それがイケナイとはいいませんが、どちらかと言えば“受け身”な使い方ですよね。ですので、たまには友達と一緒に動画を作るような遊びを通して、デバイスを使って何かを“作る”ことを勧めてみるのはいかがでしょうか? 子供たちの意外な一面を見ることができてとても面白いですよ。

今の子供たちは、スマホやタブレットの機能をたくさん知っていますが、意外と「知っている」だけで終わっていることが多いなと感じることがあります。動画にしても、スマホやタブレットで“撮れる”“見れる”は知っているのですが、“動画を作る”ことはやったことがない子供たちが多いなと思います。そんな受け身な使い方しか知らない子供たちを責めるつもりはありません。周りの大人が、ゲームや動画以外の使い道に気づかせるような言葉がけが大事だと思っています。
 
 
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【対応機種】iOS 6.0 以降 iPad 対応。
【料金】 ¥ 500
【言語】日本語/ドイツ語/英語
【制作】LoiLo inc Copyright © 2007- LoiLo Inc. All rights reserved.

【Happyデジタル記者】神谷加代
ライター&ブロガー。主に教育ICT関係の記事を執筆。ママと子どもが一緒にリテラシーを高めてくような使い方やアプリに興味があり、ブログなどで情報発信したり、主婦×教育×ICTプロジェクト『ママプリ』で活動中。小学生2児の母。著書に『iPad教育活用 7つの秘訣』

この記事を書いた人

Happyデジタル編集部
Happyデジタル編集部Happy Digital Editor
好奇心旺盛なHappyブロガーたちの日々の出来事、家電やスマートフォンをはじめデジタル関連のレビューです。

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