楽しみながら学ぶ大切さを実感! 0~3歳児のスマートフォン&タブレットとの関わりについて(後編)

by  更新

【タイトル】デジタルとアナログの境界線はある? 幼児期のデジタルライフを観察してみました。
【カテゴリ】シーズンイベント
【Happyデジタル記者】梅津ミスズ

3歳児の母でグラフィックデザイナーの梅津ミスズです。
前回の記事では、0〜2歳の発育とスマホ&タブレットの関係性や、アプリをご紹介しました。今回は2〜3歳の幼児期へのステップ期間のお話です。

2歳前半:リズム遊びで、マラカスやタンバリンなどたくさんの楽器に触れる

 
「リズムあそび」はNHKの「おかあさんといっしょ」でおなじみの歌のおにいさんの曲と、「みいつけた!」で人気のオフロスキーの曲を1曲ずつ、無料で遊ぶことができます。
 
umedu0−3_sumaho_02_PhotoA

▲男の子らしいというか…おならの音が一番のお気に入りです。

アプリをダウンロードリズムあそび
iOS版

アプリをダウンロードAndroid版

 
「がっきあそび」モードは、タップするだけなので0歳後半からでも遊ぶことができます。「リズムあそび」はタイミングに合わせて指定された楽器を押すので、幼児向けです。ちょっと難易度が上がり、大人もハマります。

曲を追加購入する場合は、漢数字を理解して数字を入力する必要があります。未就学児の子供が適当に押して、購入される可能性はかなり低いため安心です(子供は何度も挑戦していますが、突破される気配はありません)。

リズム感を養ったりいろんな音が出る楽器もあったりするため、学習にもぴったりのアプリです。

■子供とのおでかけ先を決める時にもiPadが活躍。ほかの子の動画を見て成長の参考にも

「子供が喜ぶと思って出かけたけれど、行ってみたら子供があまり楽しそうではなかった…」という経験はありませんか?まだ「ここに行きたい」と伝えられない乳幼児とのコミュニケーションにもiPadが便利です。

息子は5歳の男の子が登場するYouTubeチャンネル「ザ★がっちゃんねる」をよく見ています。

umedu0−3_sumaho_02_PhotoB

▲「プラレール博 in Tokyo 2013へ
行ってきました【がっちゃん3歳】

 
いろんな場所に出かけている様子が、丁寧な編集を経てアップされています。「がっちゃん3歳」のようにタイトルに年齢ついているので、「3歳だと、こんなことに興味を持つんだ〜」と発育の参考になります。

言葉の遅い息子が上記の動画を見ながら、「ここいく!」と何度も言ってくるので、それならばとちょっと遠出してプラレール博とトミカ博に行ってきました。2歳になったばかりでまだ早いかなと思っていましたが、たくさん遊べて子供も親も大満足でした!

2歳後半: 言葉が遅かった息子に転機。おもちゃ紹介動画との出会い

 
2歳直前になっても「ママ」「パパ」「NO!(イヤ!ではなく…)」ぐらいしか話さなかったのですが、2歳2ヶ月ぐらいから徐々に言葉が増え、3歳直前にはみんなに驚かれるぐらいに話し上手になりました。そのきっかけとなったひとつが、有名YouTuberのおもちゃ紹介動画です。
戦隊もののTV番組にハマり、いつの間にか「レオンチャンネル」というおもちゃ紹介動画を見るようになりました。

umedu0−3_sumaho_02_PhotoC

▲特撮もののおもちゃ、妖怪ウォッチなどの
紹介動画を毎日アップしているレオンチャンネル

 
特に熱心に見ていたおもちゃの「トッキュウチェンジャー」を、そんなに好きならばと買ってみたところ、かなり気に入って遊んでいます。動画で使い方や音声を確認済みなので、すぐにひとりで遊ぶことができました。YouTuberの真似をして「こんかいは、○○をしょうかいします!」「ぜんたいは、こうなっています」とスラスラと話すようになりました。1歳半検診で言葉の遅れを指摘されて以来、言葉の少なさを心配していましたが、同じフレーズを何度も聞いたり、興味のある内容で言葉をシャワーのように浴びることで、言葉の発達に繋がったのかも…? と思ったりします。

3歳前半:ひらがなや時計・パズルなど、より学習らしいアプリにも興味を示す

 
時には絵本の代わりにもなるスマホとタブレット。魚釣りで遊びながらひらがな学習ができるのが、「アンパンマンとあそぼ NEWあいうえお教室」です。50音全部を集めて、あいうえお表を完成させます。

umedu0−3_sumaho_02_PhotoD

▲「あ」がつくキャラクターがこのあとに表示されます。
もちろん「アンパンマン」です。

アプリをダウンロードアンパンマンとあそぼ NEWあいうえお教室
iOS版

アプリをダウンロードAndroid版

 
ほかには、時計の針を合わせるアプリがお気に入りのようです。私自身が子供の頃に買ってもらった「動く時計の針がついた絵本をプレゼントしようかな」と思っていましたが、アプリは音声も出るのでこちらでいいかなと思っています。保育園で好きな遊びがジグソーパズルのようで、家ではアプリのジグソーパズルで遊んでいます。

「楽しみながら学ぶ」ということが、何かを習得する上でとても大切だということが、よくわかります。

子供がデジタルデバイスを使う時の注意点

 
これまでメリットをいくつかご紹介しましたが、もちろん注意点もあります。

■電子書籍を購入されてしまう事態が発生!

電子書籍端末のKoboを利用していますが、子供が興味を持ったのでWi-Fiを切れば大丈夫だろうと渡したところ…。本の画像をタップすると、自動でWi-FiがONになる仕様でした。子供用のアプリなら、何かしら「子供が購入できない工夫」がされているのですが、電子書籍に関してはそういった対策はとられていないようでした。購入された本が400円だったのが、不幸中の幸い。数千円もする専門書だったら、大ダメージでした。

umedu0−3_sumaho_02_PhotoE

▲アプリなら、有料サービスを利用しようとすると
パスワードを求められます。乳幼児が適当に押しても大丈夫です。

■スマホやタブレットを落としてしまう

しっかり持てるようになっても、やはり子供の手には大きい端末です。スマホにはネックストラップをつけていて、外出先で子供が使う時は首から下げています。(何かにストラップがひっかからないか、それはそれで注意が必要です)そのためタブレットは外には持っていかないことにしています。革製のケースに入れると、自宅でも落ちた時の衝撃を吸収してくれると思います。

まとめ:子供の成長とスマホ&タブレットの今後

 
当初、懸念していていた影響について、3年間で一応の結論が出ました。

■目の発達に悪そう

測定はしていませんが、視力はよさそうです。500メートル先のコンビニの看板が見えたり、向かいのビルの非常口マークが見えたりしています。

■スマホに子守りをさせて大丈夫?

騒いで電車やお店などの公共の場で迷惑をかけてしまうよりは、最終手段としてスマホに集中してくれていた方が助かります。言っても聞かない乳幼児期は特に。

■そんなに小さい頃から与えては、悪影響なのでは?

大人が使っている物に興味を持つのは、成長過程で当然のこと。触らせないよりは、ルールを守って使う方が健全かなと考えています。

■楽しくて、依存してしまうのでは?

ほかのおもちゃと同様に、ある程度使っていると飽きてくるようで、タブレット以外の遊びに移行しています。小中学生高校生の場合は親の目が届きにくい分、長時間利用して依存につながるかもしれません。また、タブレットはリビングでのみ使えることはわかっているようで、寝室のApple TVを使って動画を映したいときは、必ず持っていっていいかを聞いてきます。

umedu0−3_sumaho_02_PhotoF

▲「これは何かな?」「どんな動きをするのかな」などと
声をかければ、絵本の読み聞かせのような効果がありそうです。

 
3~5歳の幼児期のスマホ&タブレットとのかかわりについては、今後も引き続き親のいるところのみで使うことができそうです。小学生以降は有料アプリや有料コンテンツを利用したい時にどうするか、フィルタリングソフトを入れるのかどうかなどを検討したいと思います。

親もいろいろと学ぶことが多いなと思いますが、遊びや学習をアプリで楽しめる時代になって、今の子供たちが羨ましいなと感じる今日この頃です。スマートフォンやタブレットで体験したことが、実際の体験や生活に結びつく。その逆もあります。子供の遊び方を見ていると、デジタルとアナログの境界線は、実際のところはほとんどないのかもしれません。

今後も子供とデジタルデバイスとの付き合い方を、注意深く見守っていきます。
 

●リズムあそび

【対応機種】iPhone/iPad/iPod touch ※iOS 5.0 以降/Android OS 2.2以上
【料金】無料
【言語】日本語、英語
【販売元】 SMARTEDUCATION, Ltd.© SMART EDUCATION, LTD.
 

●アンパンマンとあそぼ NEWあいうえお教室

【対応機種】iPhone/iPad/iPod touch ※iOS 6.0 以降/Android OS 2.3以上
【料金】無料
【言語】日本語、英語
【販売元】 Forecast Communications Inc.© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV ©アンパンマンデジタルLLP
 
 

【Happyデジタル記者】梅津ミスズ
美大のデザイン科出身。集客・営業ツールのデザインが得意。制作会社・広告代理店・印刷会社を経て、活動の場は、チャレンジショップ運営、講師業と広がっています。システムエンジニアの夫とのデートは、もっぱら家電量販店とマンガ喫茶。好奇心旺盛な息子とゆくゆくは一緒にアプリを開発できたらといいなあと妄想中♪

この記事を書いた人

Happyデジタル編集部
Happyデジタル編集部Happy Digital Editor
好奇心旺盛なHappyブロガーたちの日々の出来事、家電やスマートフォンをはじめデジタル関連のレビューです。

関連タグ

記事をシェアする