Appleの「WWDC」は情報の宝庫。今からでもビデオでキャッチアップしよう!
Appleは毎年、開発者を対象とした大規模なカンファレンスを米国で実施しています。それが「WWDC」です。今年も6月8日(現地時間)から1週間にわたり開催されました。
Appleがこれからリリースするハードウェアやソフトウェア、サービスなどの情報を開発者にいち早く提供することで、開発者は準備を始められます。だから、新しいOSや新しいハードウェアなどが登場するのとほぼ同時に、それに対応した他社製のソフトウェアや周辺機器やアクセサリもユーザーの手元に届くというわけです。
WWDC初日の午前中に基調講演が開催され、新しい製品やサービスが発表されます。今年発表された主なものは、OS X El Capitan、iOS 9、watchOS 2、Apple Musicなどです。
▲今年はこれらの新製品が紹介されました
(図はAppleのWebサイトのトップページ)
基調講演の模様はストリーミングで生中継され、多くのメディアでも伝えられて注目が高いのですが、実はWWDCに参加している開発者たちにとっての本番はその後。トピックごとに細かく分かれたセッションがたくさん用意されていて、最新の技術情報を収集したり、Appleの技術者と直接ディスカッションしたりすることができるのです。
セッションの模様は、WWDC終了後もビデオで公開されています。
▲コンピュータでは、ブラウザでAppleのDeveloperサイトにアクセスします
▲たくさんのビデオが公開されています
▲iOSデバイスでは、「WWDC」アプリをダウンロードして
ビデオを見ることができます
アプリのプログラミングだけでなく、設計やデザインなど広い意味での「開発」に役立つ情報がたくさんあります。開発の仕事に携わる方、これから志す方には、ぜひ興味のあるトピックのビデオを見ることをお勧めします。
■WWDC
【対応機種】iPhone/iPad/iPod touch ※iOS 8.3以降
【料金】無料
【言語】英語
【販売元】 iTunes K.K. | 2015 Apple Inc.