2015年8月1日(土)「働くママのお役立ちアプリを作ろう」第1回 Meet Up イベントを開催しました。
これは(株)ハッピーコムが主催・運営する、働く女子・ママを対象としたアイデアソンプロジェクトです。今回Google Women Willプロジェクトに賛同したことをきっかけに企画しました。テーマを決め、グループで具体的なアプリアイデアを出し、サイト内の人気投票で、企業とのタイアップ、実装、製品化を目指していきます!
第1回 Meet Up イベントでは、人気サービスを提供する(株)ポピンズ様・アクトインディ(株)様・ヘイロー(株)様・MetaMoJi(株)様の4社より担当者様をお招きし、「女子に支持されるアプリのユーザビリティーの秘訣とは?」と題し、ユーザビリティー向上のために工夫していること、現在の課題などについてのトークセッションが繰り広げられました。
まず(株)ハッピーコム 代表 戸田江里子より挨拶と今回のプロジェクトの概要説明。次にGoogle Women Will プロジェクト 担当の金子さん、続いて4社の担当者様よりご挨拶が行われ、トークセッションがスタートしました。
▲株式会社ハッピーコム 代表 戸田江里子
▲Google WomenWill プロジェクト担当 金子千尋さん
安心感と利便性とのバランスが重要!
トップバッターはベビーシッター・保育園などの子育て支援から介護サービスまで提供している、株式会社ポピンズの菅原櫻子さん。当日のオーダーでも100%対応、また病児のケアにも対応、英国では国家資格にあたる教育ベビーシッター「ナニー」がお世話をしてくださるという徹底したシッターサービスを提供しています。
▲株式会社ポピンズチャイルドケアサービス部
マネージャー 菅原櫻子さん
Webサイトでは、「ポピンズ100」を展開し、夫婦の記念日を二人でゆっくり過ごしたり、自身のメンテナンスやプライベートを充実するためにシッターサービスを利用するなど、提案型のプランを提供し、好評をいただいているそうです。
▲ポピンズ100
また、会社(シッターサービス)への安心感とタップ一つで簡単にオーダーできる利便性のバランスが今後の課題と話す菅原さん。システムを刷新し効率は飛躍的に高まったものの、大切なお子様を責任を持ってお預かりするために、サービスを利用される方のお悩みを親身に聞き、寄り添うことで築かれる信頼関係はこれからも大切にしながら、新しい企画にも取り組んでいきたいとのことでした。
よりリアルな情報でサイトの付加価値を上げたい!
次は子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営している、アクトインディ株式会社の島袋芙貴乃さん。全国のお出かけスポットのほか、季節ごとに特集を組んだり、近日開催のイベント情報を提供することで、親子のお出かけをより楽しんでもらおうというもの。社内の風通しも良く、育児参加をしているパパも多いため、働くママへの理解度も高く、サイトにはパパの意見も多く取り入れられているそうです。
▲アクトインディ株式会社 島袋芙貴乃さん
最近では、子育てがより楽しく充実したものになるため、働くママに向けて「隙間時間」や「時短」をキーワードにしたコンテンツを展開。さらには会員専用のマイページをより活用できるように機能を充実させ、常にユーザー目線のサイト作りを心掛けていらっしゃいます。
▲子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」
スポットやイベント等のハードな情報だけでなく、親子の日常が見えるようなリアルな情報を加えることでサイトの付加価値を上げていきたいと話す島袋さん。そのためにWebサイト内の「体験記」「口コミ」カテゴリの充実が今後の課題だそう。今後、アプリのリリースも視野に入れているとのことです。
ユーザーからのフィードバックを活かす!
そして、ロンドン発祥でスマホを利用したタクシー配車アプリを提供している、ヘイロー株式会社の梅澤亮さん。アプリで簡単に素早くタクシーを呼ぶことができると、特にお出かけ前、支度に忙しい女性などに利用いただく機会が多いそうです。
▲ヘイロー株式会社 代表取締役社長 梅澤亮さん
梅澤さんご自身がダボス会議にも参加され、女性起業家の支援にも携わってこられた経緯もあり、現在コカ・コーラ財団の支援を受け、働きながら育児を行う女性の移動を支援するプロジェクト「はたらくママのための育児タクシー」が東京と大阪で展開されています。参加者の皆さんにも割引クーポンが配られ、ぜひ安心・安全な「育児タクシー」をご利用いただきたいとのこと。
▲HAILO(ヘイロー)Webサイト
また、タクシー利用者とドライバーとの要望の溝を埋めていくことが今後の課題と話す梅澤さん。これまでもAEDをタクシーのトランクに乗せ最寄りの病院に届けるサービスを行うなどの社会貢献活動も活発に取り組まれており、ユーザー様からフィードバックをいただくことで、日本専用のサービスの内容も深めていきたいとのことでした。
▲Hailo(ヘイロー)アプリ
動画の魅力を多くの人に伝えたい!
そして最後は、株式会社MetaMoji ViddoryアドバイザーのAyano* さん。動画を使う楽しさを伝えるために現在Viddoryのアドバイザーとして活躍されていらっしゃいますが、登壇早々動画を作成。参加者の皆さんを撮影した動画に、六本木ヒルズの外観とドラえもん達の写真を追加。さらに音楽も加え即席で出来上がった6秒動画をスクリーンに映してくださり、会場が一気に和やかな雰囲気に包まれました。
▲株式会社MetaMoji Viddory アドバイザー Ayano*さん
Ayano*さんはアプリ開発にも携わっているそうで、写真を動画にする機能を追加してスライドショーにしたり、初心者の方でも使いやすいアイデアを提案しているそう。
▲動画デコアプリViddory
ぜひこの機会に、「Viddoryにこんなスタンプやエフェクトがあったらいいな」など、ママ達のご意見を伺いたいと話すAyano*さん。今後は、お子さんの成長記録なども提案し、若者だけでなく幅広い年齢層の方々に動画の魅力を知っていただき、動画の普及に努めていきたいとのことでした。
▲トークセッションの様子
(写真左から)戸田・菅原さん・島袋さん・梅澤さん・Ayano*さん
▲会場の様子
以上が前編です。後編では、Google Women Willプロジェクトの詳細、ワークショップの様子をお届けします。お楽しみに!
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