
働く女子・ママにお役立ちの、便利ツールをご紹介します。ホワイトボードや黒板、重要書類や名刺、レシート、付箋などはもちろんのこと、学校からの配布プリント、子どもが描いた絵もキレイに撮って保存してくれるスキャナーアプリ、Office Lens(オフィスレンズ)です。
これは便利!!スマホがスキャナーに!
Office Lensは、Microsoftが2014年3月にWindows Phoneアプリとしてリリースし、人気の高さから同年5月にiPhone版もリリースされた現在では定番のアプリです。
増える一方の子ども関係の書類や子どもが描いた絵、全部とっておくと紙であふれかえってしまいませんか? 記者のうちでは、Office Lensを知ってから、大事な書類や力作の絵は紙で残しておきますが、ちょっとしたお便りやお絵描きはOffice Lensでスキャンして紙はポイッと捨ててしまいます。
▲撮影対象は、名刺、写真、ドキュメント、ホワイトボードから選べます。
ではさっそく、記者の子どものお絵描きを例にとってご紹介します。今回スキャンする絵は、描いて消せるボードに描いたものなので、次に使う時用に消さなくてはなりません。消す前に記録としてとっておこうと思います。
▲iPhoneデフォルトのカメラアプリで撮影した場合
(海の中の生き物を描いた絵だそうです)
Office Lensアプリを起動すると、撮影時にしかくになるように切り取る部分に枠がつき、切り取られるところが白っぽく表示されます。
▲Office Lensで撮影中です♪
ここで、赤いボタンをタップします。すると!しかくい写真になってくれます。まるでスキャナーでスキャンしたみたいにしかくいです。Office Lensは画像の四隅を認識して矩形に補正する仕組みになっているそうです。
▲まるでスキャンしたように、しかくいです♪
今度は、撮影したものをどこに保存するかが問題となります・・・が、安心してください♪
撮影完了すると、エクスポート先が選べます。保存先はフォトライブラリ、メール添付、PDFはもちろんのこと、Microsoft製品の強みですね、Office関係のエクスポートが充実しています。OneNote、OneDrive、Word、PowerPoint、Outlookから保存形式・保存先が選べますので、Microsoft アカウントでサインインすれば実に簡単に保存できるという優れものです。
▲エクスポート先の選択肢がたくさんあります。用途で使い分けできますね!
OCR機能も魅力!
今回は絵でご紹介しましたが、このアプリの真髄は「OCR機能」にあります。ドキュメントとして保存すれば、日本語でも撮影次第でかなりしっかり認識してくれます。会議中のホワイトボードをOffice Lensで撮影すれば、議事録代わりにもなりますし、このOCR機能で書類や議事録もあとからでも簡単に探せるため、とても便利ですね。
また、過去に撮影したものをOffice Lensで撮り直して整理することもできます。メニューのインポートをタップすると、ライブラリから写真が選択できます。
▲インポートをタップすると、ライブラリから撮り直したい写真が選択できます♪
たくさんの書類を簡単に探し出したいとか、ホワイトボードの記載内容を記録したいなどお仕事での用途はもちろんのこと、メモや絵などをデータとして保存しておきたい場面がある方は、スキャナーアプリ「Office Lens」を試されてはいかがでしょうか? 仕事にプライベートにと、活躍してくれそうです。
最近子どもの学習のために、幅90cm、高さ60cmのホワイトボードを購入しましたが、Office Lensがあればホワイトボードでの内容もしっかり保存してくれそうです!(学習用ホワイトボードですが、目下お絵描きボードと化していますが(汗)。
【対応機種】iPhone/iPad/iPod touch ※iOS8.0以降/Android
【料金】無料
【言語】日本語、イタリア語、インドネシア語、ウクライナ語、オランダ語、カタロニア語、ギリシャ語、クロアチア語、スウェーデン語、スペイン語、スロバキア語、チェコ語、デンマーク語、トルコ語、ドイツ語、ハンガリー語、フィンランド語、フランス語、ブークモール (ノルウェー語)、ポルトガル語、ポーランド、マレー語、ルーマニア語、ロシア語、簡体字中国語、繁体字中国語、英語、韓国語
【制作】Microsoft Corporatio