子供プログラミングのお祭り「Scratch Day 2016 in Tokyo」開催

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scratch day in TOKYO

いまや子供たちの習い事の選択肢のひとつに入るほど「プログラミング教育」への保護者の関心が高まっています。特に2020年度から小・中学校でプログラミング学習が義務化されるといわれているなか、これから子供たちがどのようにプログラミングに触れ、それを活用していくのか気になるところではないでしょうか。

なかでもMITメディアラボが開発した子供用のプログラミング言語のScratch(スクラッチ)は、ブロックをつなぎ合わせるような感覚で楽しめると世界中でも人気のツールです。その Scratchのお祭り「Scratch Day 2016 in Tokyo」が5月21日(土)に東京大学 情報学環・福武ホールで開催され、多くの来場者で賑わいました。

「Why!?プログラミング」に夢中の子供たち

▲「Why!?プログラミング」に夢中の子供たち

Scratch Day 2016 in Tokyo 実行委員長 阿部和広氏

▲Scratch Day 2016 in Tokyo 実行委員長 阿部和広氏

NPO法人CANVAS 理事長 石戸奈々子氏

NPO法人CANVAS 理事長 石戸奈々子氏

会場内は、ワークショップ、Touch&Try(体験コーナー)、企業展示、書籍販売、そしてシアター企画では識者による対談や鼎談、プログラミングバトルなど盛りだくさんの内容が催されました。

プログラムでロボットを動かす体験コーナー

▲プログラムでロボットを動かす体験コーナー

対談「『Why!?プログラミング』が伝えたかった本当のWhy」

▲対談「『Why!?プログラミング』が伝えたかった本当のWhy」(写真左)日本放送協会 制作局 青少年・教育番組部ディレクター 林一輝氏

子供たちによるプログラミングバトル

▲子供たちによるプログラミングバトル

ワールドミュージアムで世界の子どもたちとつながろう

▲Touch&Try ワールドミュージアムで世界の子どもたちとつながろう

Scratch 書籍販売

▲Scratch 書籍販売

プログラミングは新しい学びのコンテンツとして必要

来場者の関心を集めていたのは、鼎談「どうなる2020年プログラミング学習義務化 公立小中学校はどう取り組むのか」です。小金井市立前原小学校長、前・多摩市立愛和小学校校長の松田孝氏と古河市教育委員会教育部参事兼指導課長の平井総一郎氏、そして阿部和広氏が登壇し、プログラミングにはどのような意味がありこれからどのように展開していくのか教育現場の立場から語られました。

鼎談「どうなる2020年プログラミング学習義務化 公立小中学校はどう取り組むのか」

▲鼎談「どうなる2020年プログラミング学習義務化 公立小中学校はどう取り組むのか」

政府の成長戦略として第四次産業革命の担い手となるべく人材育成のためのプログラミング学習というと高度な技術が必要であると想像している方も多いのではとの阿部氏の問いかけに、情報化社会を生きるための根源的な体験をプログラミングを通して学んでもらいたいと松田氏。また、初等・中等段階から高度な技術は必要ないが、その根底にある「学ぶ喜び」はプログラミングを通して身につけさせたいと思っていると平井氏。

現在アクティブ・ラーニングが実施され、今後プログラミング学習も導入し教育は過渡期を迎えています。学校の時間数や指導者などの問題はあるものの、モデル校で実施された子供たちのいきいきと楽しそうに、そして能動的に活動している姿に、将来を担う子供たちが成長する過程でどのようにプログラミングと関わっていくのか注目が高まります。

当日のイベントの様子は動画でもご覧いただけます。

Scratch Day 2016 in Tokyo Webサイト

 

この記事を書いた人

なお
なおNao
Happyデジタルの編集を担当。静岡県在住。
パソコン講師・情報教育アドバイザー・メルマガ&ブログライターを経て現職。
女性・シニア向けのパソコンサロンを開催。自分史活用アドバイザー。
趣味は映画観賞、読書、旅行。スマホ好きが高じて、現在プログラミングを勉強中です! 

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