【Women in AI】レポート:ロボットのおもてなしをカフェで身近に体験

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ロボットのおもてなしをカフェで身近に体験

2017年11月に、コーヒーマシンとロボットがコーヒーを提供してくれるカフェが、期間限定で東京に登場しました。好みのコーヒーを淹れてくれるってどんな感じ? これからの接客はこうなっていく? おもてなしの様子を見てきました。

「おもてなし無人カフェ」にはこんな機材が

2017年11月16日〜26日にこの「おもてなし無人カフェ」の会場となったのは、ネスカフェ原宿(東京都渋谷区)。使用された機材は、ネスレのコーヒーマシン 「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ 50(Fifty)」、おなじみのソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」、川崎重工が製造・販売する双腕スカラロボット「duAro」です。

会場となった「ネスカフェ原宿」。JR原宿駅竹下口から徒歩2分です

▲会場となった「ネスカフェ原宿」。JR原宿駅竹下口から徒歩2分です

好みに合わせたコーヒーを、ロボットが器用に提供してくれる

これらの機材が、どのように好みに合うコーヒーを提供してくれるのでしょうか。
Pepperの前に立つと、まずPepperが挨拶してくれます。その後、胸のタッチディスプレイを使って、量は少なめか普通か多めか、濃さの好みはどうかを伝えます。

接客をするPepper。カフェ店員さんの衣装がかわいい!

▲接客をするPepper。カフェ店員さんの衣装がかわいい!

するとduAroが紙のカップをバリスタ 50にセット。コーヒーができたらduAroがカップを取り出し、目の前のカウンターに置いてくれます。Pepperからは「お友達登録をすれば、好みを覚えます」というメッセージ。取材では2回試すことはできませんでしたが、登録すれば次回以降は今回の設定がデフォルトになるようです。

中央の白いロボットがduAro、カウンターテーブル上の右端にある赤いマシンがバリスタ 50

▲中央の白いロボットがduAro、カウンターテーブル上の右端にある赤いマシンがバリスタ 50

ロボットやIoT機器との関わりを身近に体験

Pepperは人型で親しみやすく、音声とディスプレイの両方でコミュニケーションをとることができます。コーヒーの好みを覚えるように、使うほどに相手に合わせた対応ができるようになるでしょう。
バリスタ 50はBluetooth対応のコーヒーマシンで、スマホの専用アプリでコーヒーをカスタマイズしたりポイントを貯めたりすることができます。
duAroは、柔らかく不安定で、しかも最初は空でその後はコーヒーが入っている紙コップを器用に扱います。

コーヒーの入った紙コップを器用に出してくれるduAro

▲コーヒーの入った紙コップを器用に出してくれるduAro

ロボットやIoT機器は、接客業、あるいは介護なども含めた広い意味での対人業務でますます活躍していくでしょう。今回の試みは、そうした状況を身近でリアルな一例として示しています。

この記事を書いた人

小山香織
小山香織Kaori Koyama
ライター、翻訳者、トレーナー。『世界で闘うプロダクトマネジャーになるための本 トップIT企業のPMとして就職する方法』(訳)、『シンプルでよく効く資料作成の原則 コンテンツとデザインからプレゼンを変える』(訳)、『iPadマスターブック2016』(共著)、『macOS Sierraマスターブック』、『大きな字だからスグわかる!iPadかんたん入門』など、著書、訳書多数。

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