音を鳴らして探し物を見つけるTile、試してみました

音を鳴らして探し物を見つけるTile、試してみました
by 小山香織 公開日:2019/12/25 / 最終更新日:2019/12/25

お出かけ前の1分1秒が惜しいときに、キーケースが見つからない。テレビやエアコンのリモコンがすぐ見あたらなくなってしまう。そんな問題を解決するガジェット、「Tile」(タイル)をご紹介します。スマートフォンとTileをBluetoothで接続し、スマートフォンの操作でTileから音を鳴らして、見あたらないものを探すことができます。今回はTile社からサンプルを提供していただいてレビューしました。
なお、HappyデジタルではTile CEOのCharles “CJ” Proberさんに新ラインナップとともにTileの魅力についてインタビューしています。そちらの記事もぜひご覧ください。

Charles “CJ” Proberさんのインタビューはこちら

どんな種類があるの?

Tileには次のような製品があります。何にどう付けるかに応じて選べます。

Mate
旧バージョンと2020バージョンがありますが、外観はほぼ同じです。チェーンやキーリングを通し、バッグやキーケースなどに取り付けます。

Pro
Mateよりひと回り大きいタイプです。

▲Mate(左)とPro(右)

Slim
薄いカード型で、チェーンなどを通す穴は空いていません。財布やパスケースなどに入れて使います。

▲交通系ICカードなどとほぼ同じ大きさで、カードより少し厚みがあります

Sticker
シールで対象物に貼り付けるタイプです。チェーンなどで取り付けられないものに使えます。カメラのように外に持ち出すものだけでなく、家の中で使うリモコンにも。

▲厚さは7.3ミリです

機能や使い方は同じですが、Bluetoothの接続距離やTileから鳴る音の大きさ、電池交換が可能かどうかなど、製品により仕様が異なります。詳しくはTileのサイトでご覧ください。https://thetileapp.jp

こんなふうに見つける

基本的には、Bluetooth接続で探し物を見つけるガジェットです。音を鳴らし、その音を頼りに探します。Tile本体にGPSは内蔵されていません。
Tileをキーケースに取り付けているとしましょう。スマートフォンとTileが近くにあれば、Bluetoothで接続されています。キーケースが見つからないときに、スマートフォンのアプリからTileを鳴らします。

▲Tileアプリで「探す」をタップします
▲このように鳴ります。メロディーはあらかじめ選択できます

反対にスマートフォンが見あたらないときに、Tileからスマートフォンを鳴らすこともできます。多くのスマートフォンで、マナーモードにしていても音が鳴ります。

▲Tileのボタンを2回押すと、このように音が鳴ります

このように動作するのはBluetoothの接続範囲内なので、家や職場の中、外だとしても数十メートル以内の近い範囲を探すのが主な使い方です。

どこかでなくしてしまったときは?

では、Tileを付けたものをどこかでなくしてしまったときはどうすればいいでしょうか。
Tileアプリを起動すると、最後にBluetoothで接続されていた場所を地図で見ることができます。つまりスマートフォンとTileが近くにあった場所ですから、そのあたりでなくした確率が高いと考えられます。ただしこの機能を利用するには、常にスマートフォンのTileアプリを起動しておく必要があります。

▲Bluetoothの接続圏内にないようです。住所をタップします
▲最後に接続していた場所が赤色の吹き出しで表示されます

自分の身近にないとわかったら、上の画面で「見つかったら通知」をタップします。すると、なくしたTileのそばをほかのTileアプリユーザーが通ったときに、Tileのクラウド経由で場所が自分に通知されます。クラウドを介しているため、個人情報がほかのユーザーに知られることはないとのことです。

スマートフォンや専用ガジェットだけじゃない

Tileはスマートフォンから探すだけでなく、GoogleアシスタントやAlexa対応のスマートスピーカーからも探せます。Tileのアカウントをあらかじめ設定しておき、「アレクサ、タイルでキーケースを鳴らして」のように話しかけます。

▲Amazon Alexaアプリの場合、Tileのスキルを有効にし、この後Tileのアカウントでサインインします

また、本稿の冒頭で紹介したTile製品以外に、Tileをはじめから内蔵しているヘッドフォンなどもあります。購入したらすぐスマートフォンのアプリに登録できます。

▲これらのデバイスにTileが内蔵されています

出かける前の忙しいときなどにもすぐに探せるのがTileの魅力。
iPhoneならOSの「探す」機能で探せますが、別のデバイスでWebかアプリを使い、iCloudにサインインして、と少し手間がかかります。Tileならボタンを押すだけですぐに探せます。
本稿執筆の11月下旬時点では、置き忘れ防止アラームなどの機能を追加するプレミアムプランも一部の国で発表されています。日本での対応時期は未定とのことですが、今後が楽しみです。

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