Zoomインタビュー「お客様のニーズに合わせてあらゆる業務を自動化したい」UiPathエンジニア

Zoomインタビュー「お客様のニーズに合わせてあらゆる業務を自動化したい」UiPathエンジニア
by 山西優子 公開日:2020/03/29 / 最終更新日:2020/03/28
UiPathエンジニアYing Liuさん
▲ソリューション本部 シニアセールスコンサルタント Ying Liuさん

働き方改革でテレワークやリモートワークの導入が進む今、業務効率化ツールとして注目されるRPA(ロボティック プロセス オートメーション)にますます関心が高まっています。RPAエンジニアのお仕事に興味がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、RPAのグローバルリーディングカンパニーであるUiPath株式会社でエンジニアとして開発、コンサルティングを手がけるYing Liuさんに、RPAとの出会いから現在のお仕事に至るまでのお話をうかがいました。

※なお、今回は新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、Zoomミーティングを利用してのリモート取材となりました。

Zoomミーティングの様子
▲Zoomミーティングでは画面上部に参加者の様子が映し出されていました

RPAとの出会い

Happyデジタル:
RPAのお仕事を始められたきっかけとUiPath株式会社に入社された経緯をお聞かせください。

Liuさん:
日本の大学院に留学し、卒業後、ITコンサルティング会社に就職してシステム開発の仕事をしていました。2018年2月頃、テスト自動化に携わる機会があり、そこでRPAツールと出会いました。その後、RPA専門の会社に転職し各種RPAツールのデリバリの仕事をしていましたが、UiPathのユーザーコミュニティー(UiPath Friends Women’s Community/UiPath Friends)に参加した際、その社風に惹かれ、2018年11月にUiPath株式会社に入社しました。

Happyデジタル:
現在のお仕事内容をお聞かせいただけますか。

Liuさん:
昨年までは、パートナーさんへの技術支援を行っていました。現在は、ワークフロー開発の他、顧客先でのデリバリ開発、またトラブルシューティングなどに携わっています。

チャレンジできる自由な環境

Happyデジタル:
Liuさんが惹かれたUiPath社の社風とはどのようなものでしょうか。

Liuさん:
UiPath社では、システム開発業務(要件定義→開発→テスト)だけでなく、デリバリ開発、顧客への提案、パートナーさんへのトレーニング講師、ルーマニア本社への出張など、色々な仕事を体験できます。私は、以前はまだ日本語があまり上手くなかったこともあり、設計と開発をするだけでした。それが、UiPath社に入り100人程のパートナーさんを前に話す機会をいただくことができました。これは1年前の自分では考えられないことです。このように、色々なことにチャレンジできる自由な気風の会社だと思っています。

Happyデジタル:
色々なお仕事をされるには、その都度スキルアップも必要になると思いますが、御社ではどうされていますか?

Liuさん:
新しい仕事を行う前には、上司が丁寧に指導してくれます。例えばトレーニング講師を始めるときは、まず上司が実演してくれるので、それを自分の言葉になるまで練習します。そして、何度も実践のチャンスをいただけることがスキルアップにつながっていると思います。

UiPathルーマニアオフィスにて
▲UiPathルーマニアオフィスにて(社員が飼っている犬をオフィスに連れてきているそうです)

お客様の業務を目の前で自動化できる喜び

Happyデジタル:
お仕事上で印象に残るエピソードがあったら教えてください。

Liuさん:
RPAツール選定の比較検証のため、客先にて実際のお仕事内容を見せていただき、その場ですぐにワークフローを作成してロボット開発を行うというお仕事がありました。緊張感はありましたが、お客様が日々行っている業務を目の前で自動化し、ご満足いただけたことが嬉しかったです。

Happyデジタル:
UiPathの製品やサービスで、Liuさんが特にアピールしたいものがあれば教えていただけますか?

Liuさん:
はい。ぜひユーザーの皆様に使っていただきたいものが2つあります。
1つは、2020年2月17日に無料公開が開始された「UiPathメソドロジー」で、私自身も昨年の10月から開発に携わりました。ユーザー様やパートナー様がUiPathをスムーズに導入するための標準フレーム・方法論(100以上のテンプレート)をパッケージ化したもので、UiPathのホームページからダウンロードが可能です。提案書、設計書、テスト仕様書、効果測定の報告書などのドキュメントテンプレートとサンプル、タスク定義、タスクフローなどが含まれています。提案から保守・運用までをサポートするこれまでの成功事例のノウハウが詰まったものです。
もう1つは、同年2月27日に日本で提供開始された新製品「UiPath Explorer Expert」です。このレコーディング機能を利用すると、業務手順を記録し画面キャプチャーとフローを生成できます。記録した内容はPDD(プロセス手順書)または、UiPath Studio(RPA開発インスタンス)向けのワークフローファイルとして出力可能な大変便利な製品です。

UiPathエンジニア Liuさん
▲自身が開発に携わった「UiPathメソドロジー」、同月に提供開始された「UiPath Explorer Expert」をおすすめしたいです、とLiuさん

UiPathアカデミーが技術の原点

Happyデジタル:
少し遡りますが、UiPathツールの習得方法や学習期間について教えていただけますか。また、学習を続ける上で、モチベーションの維持はどのようになさいましたか?

Liuさん:
最初にUiPathアカデミーのオンライントレーニング「Foundation」を30時間行ってから、開発に入りました。現在のオンライントレーニングは、その当時より充実してわかりやすい内容になっていると思います。UiPathは短期間で学べて利用できる技術です。それを目で見て実感できることが学習のモチベーションにつながりました。

社内でも A Robot for Every Person!

Happyデジタル:
社内でもUiPathツールを活用されていらっしゃいますか?

Liuさん:
はい。UiPathが発信している「A Robot for Every Person」(1人1人がロボットの使い手に)というメッセージは社内にも浸透しています。例えば、Excelに入力したデータから、自動で経費精算の申請書類を作成するようなロボットを使っている方が多いですね。
それから先日、日本の全社員が業務ユーザー向けのStudioXを使って3つのシナリオを作成し、そのフィードバックをルーマニアの開発チームに送るというようなイベントもありました。

AIとの連携・あらゆる業務の自動化を目指して

Happyデジタル:
社内でも積極的に使われているのですね。今後、目指していらっしゃることをお聞かせください。

Liuさん:
やはり、お客様のニーズや課題、目標に合わせたサービス(提案、PoC、技術検証、デリバリなど)を提供したいと思います。技術的には、画像認識の面で、より効率良く安定的に自動化する工夫をしていきたいですし、さらにAIなど新しい技術との連携にもチャレンジしていきたいです。特に今、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、多くの企業様がリモートワークに注目しています。そこで今後RPAを使った自動化のニーズがさらに高まるのではないかと思います。UiPath社が目指している「あらゆる業務を自動化する」というメッセージを社外にも広く発信していきたいです。

Happyデジタル:
最後に、読者の方にメッセージをお願いいたします。

Liuさん:
UiPathの製品は、無償版で試すことができるので手軽に使い始めていただけます。標準フレームなども無償で提供していますので、みなさんに是非使っていただきたいと思います。

Happyデジタル:
どうもありがとうございました。

~取材を終えて~

短期間に技術を習得して着々とステップアップされてきたLiuさん。UiPath社の自由に色々なことにチャレンジできる環境の中で、生き生きとお仕事を楽しまれている様子が伝わってきました。そして、きれいな日本語でUiPath社とその製品の魅力をたくさん伝えてくださいました。
今回、インタビューに関わった全員が在宅でのオンライン参加という初の試みでしたが、対面でのインタビューと比べてデメリットを感じることもほぼ無く、逆にリラックスしてアットホームな雰囲気でのインタビューとなりました。
UiPath社は、IT企業の中でも女性の比率が高く、今回のようなリモートワークなど、柔軟な働き方に対応しているそうです。リモートワーク用のヘッドセットも配布されるとのことで、さすがRPAサービスを提供している企業は働き方改革も進んでいました。

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