本を聴いて楽しむ:「Amazon Audible」プレス向け戦略発表会レポート

本を聴いて楽しむ:「Amazon Audible」プレス向け戦略発表会レポート
by 倉井 美穂(Miho Kurai) 公開日:2021/01/14 / 最終更新日:2021/01/14
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Amazonの“聴く”読書「Amazonオーディオブック Audible(以下、オーディブル)」がコロナ禍でのライフスタイルの変化を背景に利用者を大きく伸ばしています。さらにこのほど完全新作のオリジナル作品がポッドキャストとして一挙配信されたとのこと、去る11月19日(木)に行われたプレス向け戦略発表会を取材してまいりました。

Amazon オーディオブックAudibleとは
世界最大級の規模を誇る「本を聴ける」サービス。プロのナレーターが朗読した本をPCやスマホなど「いつでもどこでも」聴くことができます。人気作家のベストセラーやビジネス書、落語など幅広いラインナップを楽しめるほか、Audible会員になるとポッドキャスト聴き放題などの特典も。

2020年はオーディオエンターテインメントが急成長

「コロナ禍の中、ステイホームを通じて人々は新たなライフスタイルにオーディブルを取り入れました」と話すのはAudible APAC シニア バイス プレジデントのマシュー・ゲイン氏。自宅での過ごし方をより有意義に、また時間を有効活用できるよう通勤や家事、運動などのタイミングにオーディブルを利用する方が世界中で急増しているのだそう。

▲「今年はより多くの方にオーディオブックを楽しんでいただけました」とゲイン氏。
▲「2020年はより多くの方にオーディオブックを楽しんでいただけました」とゲイン氏。
▲昨年に比べ日本のオーディオエンターテインメントも急成長しています。
▲2019年に比べ日本のオーディオエンターテインメントも急成長しています。

同社の調査によるとオーディブルユーザーは1日平均2時間、年間平均20タイトルを利用しており、これは日本人の平均的な書籍消費量をはるかに上回っているのだとか。「今やオーディブルがライフスタイルの一部になっていることがうかがえます」とゲイン氏。単品購入も可能ですが、Audible会員になると毎月オーディオブック1冊を自由に選べるほか、無料でもらえるボーナスタイトル1冊、聴き放題のポッドキャストといった特典がつきます(月額1,500円(税込))。また、オーディブルではポッドキャスト分野にも力を入れているとのこと。「2021年はさらなる飛躍の年になるようオーディオエンターテインメントの道を切り開いていきます」と抱負を語りました。

ところで、Happyデジタルでもオーディブルを利用している記者がいます。今年に入り車での移動が増えたことがきっかけだったのだそう。オーディオブックには目次があるので聴きたい箇所から聴いたり、何度も繰り返し聴けるなど自由度が高く便利なのだとか。毎月1冊1,500円の書籍を買う感覚ですき間時間を有効活用することができ、メリットがあると感じているそうです。

オリジナル作品が続々登場! オーディブルで今までにない体験を楽しむ

近年のポッドキャストへの関心の高まりを受け、オーディブルでは質の高い、革新的なオリジナル作品の制作が進んでいます。その一環として次の4分野が発表されました。

  • ドキュメンタリー:音声だからこそ明かせる、日本の裏社会のリアルに切り込んだ『DARK SIDE OF JAPAN -ヤクザサーガ-』。
  • パブリッシング:新潮社と協力、従来の書籍とは逆に音声で“聴いて楽しむ”ための物語を作家がゼロから執筆。オーディブル発のオーディオファーストパブリッシング(2021年初春第一弾発表予定)。
  • インターナショナル:米ベストセラー作家エリック・リース氏最新作『THE LEADER’S GUIDE リーンスタートアップ式 新時代の組織を作る方法 超実践編』日本語版をオーディオファーストで配信。
  • エンターテインメント:音声だからこそ表現できるエンターテインメントを追求。『TRICK』、『SPEC』、『ケイゾク』など数々のドラマや映画を手がけた堤幸彦監督による、自身初のオーディオエンターテインメント『アレク氏2120』を配信。
▲完全新作の3作品はポッドキャストとして好評配信中
▲完全新作の3作品はポッドキャストとして好評配信中

Audibleビジネスアフェア・コンテンツディレクターの宮川 もとみ氏によれば日本で急成長を遂げるオーディオコンテンツの制作を通じて新しいクリエイターの発掘にもつなげていくそう。「日本のクリエイターの方々に音声メディアの可能性を知っていただき、アイデアを呼び起こすきっかけになればと思っています」と語りました。

▲「インターナショナル企業の強みを生かしクリエイティブの最先端ハブを目指したい」と宮川氏。
▲「インターナショナル企業の強みを生かしクリエイティブの最先端ハブを目指したい」と宮川氏。

好評配信中! 堤監督作が挑戦する“聴く映画”『アレク氏2120』

発表会後半では『アレク氏2120』に出演した俳優・声優の皆さんが登壇、同作の世界観たっぷりのパフォーマンスとトークセッションが行われました。

▲トークセッションではオーディオエンターテインメントの魅力が熱く語られました。
▲トークセッションではオーディオエンターテインメントの魅力が熱く語られました。

『アレク氏2120』は音声だけで展開する本格派のSFミステリー。2120年からやってきたAI刑事(山寺宏一さん)とAI犯罪者(窪塚洋介さん)の戦いに、現代の大学生(梶裕貴さん)がハイスペック美人刑事(三石琴乃さん)の協力を得ながら立ち向かっていきます。取材後、オーディブル初体験の私も早速『アレク氏2120』を聴いてみました。次々に起こる予想外の展開にワクワク、まるで物語の中に自分がいるよう! “聴く映画”の臨場感とスピード感にすっかりハマってしまいそうです。『アレク氏2120』は全12話で構成、好評配信中(Audible非会員でも購入可能)。オーディブルの新しい魅力をぜひご自身の耳でご体験ください。

〜取材を終えて〜
オーディオブックというとスキルアップのために通勤中ビジネス書や英会話などを聴くイメージだったのですが、エンターテインメントの世界がこんなにも広がっていることに驚きました。朗読の他、波の音や虫の鳴き声など自然音を収録した作品もありコロナ禍で海外旅行もままならない中、大自然のリズムを聴いて癒されています。前述の弊社記者は書籍の朗読を通常の1.5倍速で聴くようにしているとのこと、オーディブルには一人ひとりいろいろな楽しみ方があるようです。皆さんもオーディブルで新しい“聴く”読書の世界を味わってみませんか。

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