植樹できるエコな検索エンジン Ecosia

植樹できるエコな検索エンジン Ecosia
by 小山香織 公開日:2021/02/04 / 最終更新日:2021/03/26
ecosia(エコシア)ロゴマーク
https://www.ecosia.org/

普段の何気ないウェブ検索が世界中の植林活動に使われるというと、ちょっと気になりませんか?
今回は検索エンジンEcosia(エコシア)をご紹介します。Ecosiaは2009年に設立され、ドイツを拠点としています。ユーザー数は1,500万人以上、これまでに1億本以上を植樹し、太陽光発電にも取り組んでいます。

Ecosiaであなたのウェブ検索が世界中の植林活動に使われる 〜設定方法は?〜

iOS、iPadOSのSafariでアドレスフィールドにキーワードを入力するとGoogleで検索できることは、多くの方がご存じだと思います。

SafariのアドレスフィールドからGoogleで検索できます
▲SafariのアドレスフィールドからGoogleで検索できます

この操作で使う検索エンジンをGoogle以外に変更できることをご存じですか?
「設定」の「Safari」を開き、「検索エンジン」をタップすると、変更できます。

設定」の「Safari」で「検索エンジン」をタップします
▲「設定」の「Safari」で「検索エンジン」をタップします
▲ タップして選択します

さて、ここに見慣れない選択肢があります。いちばん下の「Ecosia」です。これはどのような検索エンジンなのでしょうか。
ちなみに、ここで設定を変更しなくても、あるいはiOSやiPadOS以外でも、ブラウザでhttps://www.ecosia.orgにアクセスすればEcosiaを利用できます。また、iOS / iPadOS用とAndroid用のEcosiaアプリもあります。コンピュータのChrome、Firefox、Safariに機能拡張を追加することもできます。

Ecosiaのウェブサイト(PC版)
▲Ecosiaのウェブサイト(PC版)

どのような仕組み?

一般に、検索エンジンが利用されると検索エンジン運営者は広告による収入を得ます。Ecosiaはその収入を植樹活動に使っています。
財務の透明性もEcosiaの特徴で、財務レポートや植樹先が定期的に公開されています。
同社の2020年12月の財務報告https://blog.ecosia.org/ecosia-financial-reports-tree-planting-receipts/によれば、収入が2,735,507ユーロ(約3億4600万円)、植樹活動に使った費用が4,969,266ユーロ(約6億2800万円)でした。利益の約80%を植樹活動にあてています。
植樹活動は世界各地にわたり、2020年12月はブルキナファソ、マダガスカル、ブラジル、インドなどに資金を提供しました。

検索タグを使えばいろいろな検索もできます

Ecosiaの検索機能自体は、MicrosoftのBingを利用しています。

Ecosiaの検索結果
▲Ecosiaの検索結果

検索キーワードに「#g」を付加するとGoogleで検索することもできます。

Ecosiaで「#g」を付加して検索すると、Google検索のページが返ってきます
▲Ecosiaで「#g」を付加して検索すると、Google検索のページが返ってきます

「#g」以外にも多くの検索タグが用意されていて便利です。EcosiaのFAQに掲載されています。https://ecosia.zendesk.com/hc/en-us/articles/201657321

 Ecosiaで利用できる検索タグ
▲ Ecosiaで利用できる検索タグ

Ecosiaの検索はプライバシーにも配慮

Ecosiaは検索を暗号化する、データを広告主に販売しない、他社の追跡ツールを使わないなど、プライバシーにも配慮していると表明しています。
関心をお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。

検索エンジンEcosia(エコシア)
https://www.ecosia.org/

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