HappyデジタルAcademy Webアナリスト育成講座 神保みゆき講師インタビュー

HappyデジタルAcademy Webアナリスト育成講座 神保みゆき講師インタビュー
by Happyデジタル編集部 公開日:2021/05/07 / 最終更新日:2021/05/20

HappyデジタルAcademyで今後開講予定講座「Webアナリスト育成講座」の講師で、Webアナリストとして活躍中の神保みゆき講師のインタビューをお届けします。  

システムエンジニアとして社会人スタートし、フリーランスに転身 

戸田ディレクター: 
これまでのキャリアを教えてください。 

神保講師: 
社会人のスタートは、長野県のソフトウェア会社でした。当時は Visual Basic でのシステム開発が主な業務でした。事例を挙げますと、保険会社さんの営業支援システムの構築などの業務ですね。保険会社の営業担当の方がタブレットを持って、保険のシミュレーションを表示できるシステムを作っていました。その会社を退職後、独立しました。 

戸田ディレクター: 
なぜ独立なさったのですか? 

神保講師: 
正直、コンピューターは全然好きじゃなくて。仕事として生き残るためのスキルをつけられるのがコンピューターだったんです。システム開発はその時々に「旬な言語」はあると思うので、プログラム言語やデータベースを自分で選んで仕事をしたいと思い、独立しました。 

私が独立した時に、背中を押してくださった方が、ご自身も独立してお仕事をされているエンジニアでした。その方のご紹介でお仕事をしていました。 

戸田ディレクター: 
神保さんはどういう言語でどういうお仕事をしていたのですか? 

神保講師: 
言語的には、 Visual Basic が得意だったのでそれをメインで仕事をしていました。システム開発は、お客様から要望をヒアリングして、それをどのようにシステムで実現するのか設計する上流工程とプログラム開発など実際にシステムを構築する下流工程に分かれています。

社員として勤務していた時はプログラム開発がメインの仕事でしたと神保講師(画像はイメージ)
▲社員として勤務していた時はプログラム開発がメインの仕事でしたと神保講師
(画像はイメージ)

社員として勤務していた時は、プログラム開発、テストという下流工程が多かったですが、独立してからは上流工程にもチャレンジできる仕事を選んでいました。 

お客様とお話しすることで仕事に思いを込められる 

戸田ディレクター: 
システムエンジニアの方はお客さんと折衝するとのが苦手で、上流工程をやりたくないという方もいるとお聞きしますが。神保さんはそういうタイプではないのですね! 

神保講師: 
そうですね。大体システム開発の一番大変になるところはスケジュール上、後ろの方に来ることが多く、最初のスケジュールを立てる段階では問題ないのに、実際に進行していくとスケジュール後半はキツキツになっているのが多かったです。そして、最後の帳尻合わせでエンジニアが頑張って完了させるというのがとても大変だったので、上流工程を自分でもできるようになりたいと思っていました。

お客様がどう困っていて、システム開発をやることによってどう嬉しいというのが想像できると、作っていてやりがいはあると思うのですが、コンピューターは、画面に出てどう挙動するかだけなので、感情的なことを感じる場面が少ないと思います。そのため、問題意識を持って、お客様とお話しすることで仕事に思いを込められると思います。若い頃は「思い」がなく機械的に言われたことをやるだけでは、とてもしんどいことだと思っていました。 

データ分析の時代が来るという確信があった 

戸田ディレクター: 
どのようにステップアップしていったのですか? 

神保講師: 
30代半ばに、プログラムを作るというのがお腹いっぱいになってしまったのです。自分がシステム開発に関わることにだんだん行き詰まりを感じていました。そのような時期に、世の中にデータ分析の時代が来るという確信を持ちました。 

世の中にデータ分析の時代が来るという確信を持ったと神保講師(画像はイメージ)
▲世の中にデータ分析の時代が来るという確信を持ったと神保講師
(画像はイメージ)

今だと、データサイエンティスト、データアナリティストなどという職業があります。しかし以前はシステム開発をやっている人がSQLをたたいてデータを抽出できるから、データ分析のチームに入っていくというケースが多かったと思います。 

ちょうど、40才の時に株式会社オールアバウトの社内集計システムの運用メンテナンスを担当することになりました。今までのシステム開発とは違うアプローチをすることになりました。 

システム開発は変化のある業界なので、「このままの技術力ではいずれ自分が必要とされる仕事は少なくなるんだ」という現状を目の当たりにしました。一方、データ分析は、プログラム開発もコンピュータ全般の今までやってきたスキルも生かせる分野なので、これから社会に必要とされるであろうと思っています。 

システムエンジニアからデータ分析へシフト 

神保講師: 
オールアバウトでは最初はシステム運用要員だったのですが、「社員にならないか?」というお誘いを受けていました。正直、私は人に縛られるのが本当に苦手なので社員は無理じゃないかなと思っていました。一方で、誰もが言うのですが、オールアバウトは、働く「人」が本当に良かったのです。 

Google アナリティクスの有料版を今までの社内システムから移行するというプロジェクトがあったので、そこを社員になってメインでやって欲しいということで、プラットフォーム開発部データマネージメントグループの社員として再スタートしました。 

私は Google アナリティクスはその時点はあまり詳しくなかったですし、社内にも詳しい人はいませんでした。しかし、データ分析をやる上で、 Google アナリティクスはどこの会社も使っているし、このスキルを付けることによってこの先の道にも生かせるのではないかと決断して社員になり、Google アナリティクス の有料版であるGA360の導入を担当しました。 

社員向けのGoogleアナリティクス勉強会のレクチャーを担当 

神保講師: 
GA360の導入と合わせて社内での研修も担っていました。GA360を折角導入しても、現場の人が使えなかったら何の意味もありません。企画、編集、営業の方が、自分の見たいデータをちゃんと自身で取れるような仕組みを整えることと、そのスキルを付けるために、延べ300人ほどにレクチャーをさせていただきました。 

以前プログラム開発をやっていた時は、お客様の悩みを解決することで喜びを感じる、という場面は本当に少なかったです。実際は「こういうシステム入れたらもっと大変だったよ」「手でやっていた方が楽だったよ」などの声が多かったのです。 

それが、初めてオールアバウトで色々な人にレクチャーさせてもらうことによって、喜びをすごく感じることができたのです。 

その場に集まってくれた人に対して、少しでも楽しく有益な時間を過ごしてもらえるよう自分で考え、一生懸命やらせてもらった結果として社内でも評価され同僚に喜んでもらえたことは、自分にとってとても幸せな時間でした。仕事人生で一番幸せだったかもしれないという体験をさせていただいたと思っています。 

レクチャーすることの喜びを感じることができたという神保講師(画像はイメージ)
▲レクチャーすることの喜びを感じることができたという神保講師
(画像はイメージ)

オールアバウトでの勤務後、再び独立して、Google アナリティクスを活用した業務を企業と行っています。私は、おもしろそうな話があるとすぐ飛びついて、「とりあえずやっちゃえ」みたいな感じがありますね。それには、声を掛けてくださるいろいろな人のご縁で貴重な体験をさせてもらっているなと感謝しています。 

世の中に必要とされる人材であり続けたい 

戸田ディレクター: 
スキルアップについてどのように実践されていますか? 

神保講師: 
友達と話していると、「スキルアップとか次のキャリアのことを考えていて偉いね」とよく言われます。でもそれは偉いのではなく、40代になった時にシステムエンジニア・プログラマーとしての自分の市場価値がなくなるというのを体験した怖さがあるからなのです。私は自分の好きなことで仕事をしようという事はやれていないですね、そっちではない方で生きています。仕事って必要とされて誰かの役に立ってなんぼだと思っているので、世の中は今どういう技術を必要として、それに対してどのくらいの対価を払ってくれるのかというのをよく見ています。私は世の中に必要とされる人材であり続けたいと思っています。 

戸田ディレクター: 
HappyデジタルAcademyでは 「Webアナリスト育成講座」の講師をご担当いただくことになりました。受講生へのメッセージをお願いします。 

神保講師: 
お声がけいただきありがとうございます。コロナ禍によって、働き方そのものが変化しています。女性がスキルアップする手助けができれば良いなと思っていますので、今後仕事で必要とされる人材になるためのスキルを身につけていきましょう。Web解析のノウハウは、今後一層企業で求められるはずですし、併せて技術の進化スピードも速いので、基礎力に加えて時代に対応したインプットを一緒に続けていきましょう。


編集部より
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